求人広告に応募して内定をもらっても、ゲイであることをカミングアウトしたとたんに内定を取り消されたり、役職に就いている人が降格されたりといった露骨な差別的な扱いを受けることがあります。
そこまで露骨でなくてもゲイっぽいことを陰で揶揄したり、しつこく女性経験について飲み会で聞かれて辟易することも少なくありません。
このような働いている上で受ける差別的な行為について、セクシャルマイノリティの方とセクシャルマジョリティの方との認識には大きな差が生じています。
セクシャルマイノリティの方が、差別的な行為が多いと感じていても、セクシャルマジョリティの方は差別的な行為が多いとは感じておらず、差別的な行為であることを自覚すらしていないことがほとんどです。
自覚していない差別的な行為はマイクロアグレッションといい社会問題となっています。
セクシャルマイノリティの方を馬鹿にするようなことを言う方は、ちょっとからかっただけで、傷つけているつもりではない可能性もありますが、そのようなことを繰り返し受けることで、セクシャルマイノリティの方にとって精神的な苦痛となります。
そういった差別的な行為が原因で、セクシャルマイノリティの方は、セクシャルマジョリティの方と比較して、およそ3割程度、生産性が下がっているとされています。
ゲイなどのセクシャルマイノリティの方が差別的な行為により生産性を下げたり、精神的に負担にならないように働くためには、セクシャルマイノリティフレンドリーな会社の求人広告だけを集めたセクシャルマイノリティ向けの求人広告サイトを利用するのがおすすめです。