若い謙吾アイコン怒り大

『ハァハァ…..、くっっそ!!
……なんで、あいつらが悪いのに』

男アイコンその1

『おい、あそこにいたぞー!!』

男アイコンその2

『おら、待てや、ごらぁぁあっっっ!!』

若い謙吾アイコン怒り小

(何とかして逃げ切らないと……)


マスターため息

『はぁ、今日はやっぱり暇ねぇ。
こんな日はお休みにしてしまおうかしら。』

ダン!!ドン!!!

男アイコンその1

『おら、何やってんねんゴラァぁあ!!』

ガン!! 

男アイコンその2

『待たんかいーーー!』

マスター疑問符なし

『あら、外が騒がしいわ。
何処かで喧嘩でもしてるのかしら。』

バァァァァン!!!!

マスター驚き大

『きゃー!!何事…!?』

若い謙吾アイコン困り小

『ハァハァ……なんとか逃げ切った……』

マスター怒り大

『え?って何、もう店じまいよー!!』

バタン….

マスター驚き大

『って、何倒れてんの?アンタ、大丈夫?』

MISSION8画像-1


若い謙吾アイコン真顔

『イテテ….ここは….?』

マスター笑顔小

『あ、目を覚ましたのね。』

若い謙吾アイコン真顔

『あなたは?』

マスターウインク

『ワタシはここのマスターよ。』

若い謙吾アイコン真顔

『俺は謙吾です。』

マスター疑問符1

『あなた追われてたみたいだけど?』

若い謙吾アイコン怒り小

『クッソイライラしてて歩いているときに、向こうから喧嘩を売られて…。』

マスター驚き小

『んで、殴り合いして不利になってきて、ここまで逃げて来たって感じ?』

若い謙吾アイコン真顔

『……はい。』

マスター真顔

『バカねー。そんな貧弱な身体で弱っちそうなのに。』

若い謙吾アイコン真顔

『・・・・・。』

最初は、2人きりだったから気まずかったんでしょうね(笑)

口数が少なかったんだけど、少しづつ話してくれるようになったわ。


マスター笑顔小

『そういえば、謙吾君、悩みとかあるの?』

若い謙吾アイコン驚き小

『え、なんで分かるんですか?
マスターさん、占い師ですか?』

マスター真顔

『いや、顔とか表情とか暗いし。』

若い謙吾アイコン困り小

『なんか色々と上手くいかなくて……。
仕事をしても怒られてばっかりだし、恋愛も彼氏が出来ないし……。』

マスター真顔

『ほうほう。』

若い謙吾アイコン困り小

『こんな俺いなくてもいいのかなって思ってしまって。
最近、体もしんどいし、でもどうして良いか全然わからなくて….。』

マスター笑顔小

『イライラしてる時ってどうしてイライラするか知ってる?』

若い謙吾アイコン困り大

『・・・全然分かんないです。』

マスター笑顔小

『「今のままではなく変わりたい」とか、「こうしていきたい」っていう「意欲」があるからよ。』

若い謙吾アイコン驚き小

『・・・意欲。』

マスター笑顔小

『イライラってマイナスなイメージに聞こえちゃうけど、
実はそういうキレイなものがイライラの奥底に眠っているのよ。』

若い謙吾アイコン驚き小

『そんなこと考えたこともなかったです。』

若い謙吾アイコン困り大

ぐぅぅぅぅー

マスター笑顔大

『なーんだ、お腹へってるのね。
仕方ないわね、ちょっと待ってて。』


マスターウインク

『はい、これでもお食べ。』

若い謙吾アイコン泣き小

『マスター….。(ボロボロ)』

マスター驚き小

『いきなり、どうしたの!?』

若い謙吾アイコン泣き大

『ここ最近、優しくされることなかったんで。』

マスター照れ顔小

『そっか、そっか。
今日はお店暇だから、ワタシで良かったらお話し相手にでもなんでもなるわー。』

MISSION8画像-2


マスター照れ顔大

『って感じねー。』

みさき真顔

『イライラの根っこには「意欲」かぁ。
何だかそれを知ると身体の内側から暖かいものを感じるわ。』

マスター笑顔小

『そうね、ネガティブな感情の奥底には、必ず暖かくて、キラキラした宝石みたいなものがあるんだけど。
人ってそういう部分を自分にも、相手にもあるってことを忘れちゃうのよね。』

みさきウインク

『勉強になるー。今度その言葉、ワタシのヨガの生徒に言ってみるー。』

マスターあらやだ

『どんどん言っちゃって。
もう、さぞかし美咲が思い付いたように言うといいわ。』

一輝アイコン驚き小

『謙吾さんにもそんな時期があったんですね。』

マスター疑問符なし

『あの頃の謙吾はそうね、一輝君と同い年くらいじゃなかったかしら?
あの頃は、まだまだウブで可愛かったわー。』

一輝アイコン疑問符なし

『へー。その後どうなったんですか?』

マスターあらやだ

『あれから、ちょくちょくバーにも顔を出してくれて今に至るんだけど、
どんどん体つきも良くなって、自分の会社を立ち上げて上手くいってるみたいだし。
息子の成長を見ているようで、お母さん、嬉しくて、涙が出ちゃうw』

みさき笑い小

『ワタシ、その頃の謙吾は知らないんだけど、人って色々な過去があるのねー。』

マスター笑顔小

『その頃の謙吾がちょうど一輝君に雰囲気似ているのよねー。
でも、謙吾はもっとキレやすい感じだったかしらw』

一輝笑い小

『なんかその話を聞いて安心しました。
みんな僕みたいにこうやって悩んでいるんだなぁって。』

マスター笑顔小

『ジャンプするときってめっちゃかがんで力を貯めると大きく跳べるじゃない?』

一輝笑い小

『学生時代の体育測定の種目を思い出しますね。』

マスター笑顔小

『人生もそんな感じで、大きく飛躍するときって一度、かがむことが必要なのかもね。』

みさき真顔

『あー、ワタシもニューハーフってことをカミングアウトする前が一番しんどかったかも。』

マスター笑顔小

『でも、周りに言ってしまえば、楽だったでしょ?』

みさき笑い大

『そうそう、ちょーーー楽!!
なんでそれまで言わなかったのかしら?って疑問だったわ。』

マスター笑顔小

『まぁ、美咲みたいにおっぴろげーになる必要もないのだけど。
一輝君も、今はかがんでいる時期なのかもね。』

一輝真顔

『かがむ時期……。』

マスター照れ顔小

『人生の岐路って言うのかしら?
でも、大概の人がこの瞬間が人生の別れ道とは気付けないみたいよ。』

一輝真顔

『・・・・・。』

マスター笑顔大

『そんな尊い話をしたらシーンってしないで。
昔、ニューヨークに行った時に出会った有名な占い師さんに言われた言葉よw』

みさき笑い大

『ワタシもいつかニューヨークに行きたーい!
そんで「SEX AND THE CITY」みたいにコーヒー片手に街を闊歩してみたいわw』

マスター笑顔大

『その時は私もめいっぱい女装して一緒よw』

みさき笑い大

『アハハ!!マスター不細工だから絶対いやー!!』

マスター怒り大

『なんですってー!!』

一輝真顔

『・・・・・。』

MISSION8画像-3

初めて謙吾さんに会った時に言われた言葉が頭の中でリフレインする。

忘れもしないこの言葉。

この言葉を信じることが出来たから、きっと今の僕がいるのかもしれない。

謙吾笑い小

『お、今日はみんないるんだな。』

マスター笑顔小

『あらー、いらっしゃーい。』

一輝笑顔大

『謙吾さん!!』

みさき真顔

『噂をすれば…ね!』

謙吾ウインク

『お、俺、人気者で困るなぁ(笑)』

みさき照れ顔大

『ワタシと謙吾の馴初め話よ。』

謙吾照れ顔大

『そんな懐かしい話を。』

みさき笑い大

『ワタシ、まだまだ謙吾の話聞きたーい!』

一輝笑顔大

『僕もー!』

謙吾困り大

『ちょ、一輝君まで(笑)』

マスター笑顔大

『さぁ、謙吾の恥ずかしい話はこれからよーw』

謙吾驚き大

『や、やめんかーい(笑)』

MISSION9へつづく!

レベル

『マイナスの感情の根っこにはキラキラしたものがある』

いやー、今の謙吾もいいけど、昔の謙吾も可愛かったわー(しみじみ)

あ、もうおしマスが始まっていたわw

ネガティブな感情って何があると思う?

悲しみ、怒り、嫉妬、批判、イライラ、などなど。こんな感じであるかしら?

実はこの感情って、あなた自身が持っている心のフィルター、
つまり色眼鏡を通して感じているものなの。

だから、このフィルターを通す前の
フィルターの後ろ側にある本当の姿を観察するって大事なのよね。

もし相手が悲しんでいたら、そこには『大切だったものがあったから』
もし相手が怒っていたら、そこには『何か守りたいものがあったから』
もし相手が嫉妬していたら、そこには『私もそうなりたい!と思ったから』

こ~んな感じでネガティブな感情の根っこには
キラキラした光り輝くものがあるって考えてみて。

そうすると、ネガティブな感情を悪いもの
と考える癖が少しづつ変わってきて、

あなたの周りの世界が実は
すごく光り輝く眩しいもので溢れている世界になるわ。

そして、もし、あなた自身に怒りをぶつけてくる人がいたら、
『この人は何を守りたいのかな?』って視点で見ることで、
相手の愛情に気付くことが出来るようになるの。

人間関係も良くなっていきそうでしょ?
覚えておいてね☆