群れを嫌い、


権威を嫌い、


束縛を嫌い、


ゲイバーマスターとしての


卓越した話術のセンスと


気遣いのスキルだけが彼の武器だ。


ゲイバー「Helma」マスターユウタ


またの名を・・・




MISSION7画像-1

マスターX!!





なーんてね。

さーて、今夜はどんなお客さんがやって来るのかしら____



……カツカツカツ

マスター真顔

『あ、このハイヒールの音は……。』

みさき泣き大

『もーーーーー、マスター、聞いてよー!!』

マスター笑顔小

『あら、美咲。
久々ねー。』

みさき泣き大

『マーースーーーターーーー…わーーーーん』

マスター疑問符1

『どうしたのー?』

みさき泣き大

『ウッ…グ…エッグ…
もう、あのスケベハゲ、許さないんだからー!』

マスターため息

『また男と何かあったのね。
これでも飲んで落ち着きなさい。』

みさき泣き大

『うわーーーーーん……
ありがとーーーー……』


15分後


みさき笑い大

『はー、マスター泣いたらスッキリしたー!!
ありがとー』

マスター笑顔小

『メイクがすごいことになってるから、お化粧直ししてきなさい。』

みさき驚き大

『きゃー(笑)トイレ借りるわねー』

マスター笑顔小

『忙しない人ね、まったく』

カランカラン

マスター笑顔小

『一輝君いらっしゃーい。
今日はひとりなの?』

一輝アイコンため息 width=

『うん。』

マスター笑顔小

『一輝君が一人なのは初めてよねー。
それよりも、今日の一輝君いつにも増して暗いけど?大丈夫?』

一輝アイコンため息 width=

『3日前にさ、仕事でね、お客さんからものすごーくクレームを言われてしまって。』

マスター疑問符マークなし

『あらあら。
一輝君は悪いことしたの?』

一輝アイコンため息 width=

『そのお客さんから、プールでウォーキングしているおばちゃんたちがお喋りしながら遅いからどうにかしろって言われてしまって。
んで、そのおばちゃんたちが歩いているコースの隣が、泳ぐ人用のコースなんだけど、その人おばちゃんたちにわざと水をかけるように泳ぐんだ。』

マスター怒り小

『あらー、品のない人ね。』

一輝アイコンため息 width=

『お喋りしているおばちゃんたちはそんなに遅く歩いているわけではないし…
そのことを指摘したら、お客さんが火を噴くように怒ってしまって…。』

マスター怒り小

『そんな人、退会させてしまったらいいのよー。』

一輝アイコンため息 width=

『でも、そんなこと出来ないし。』

マスター真顔

『確かにね(笑)アルバイトには無理ね。
一輝君はその場をどうにかしたいと思ったんだけど、無理だったのね。』

一輝アイコンため息 width=

『うん。で、そのままお客さん帰っちゃって。
自分って何も出来ない人間だなぁって思ってしまうし……』

マスター笑顔大

『そんな時はね、
心の中でその人に向かって「バカバカバーーーーカ!」って言っておやりなさい。
ワタシだったら、普通に言うけど(笑)』

一輝アイコン笑い小

『マスター、何それ?(笑)』

マスター笑顔大

『バカバカバーーーカ!!
相手に直接言えないけど、スッキリするわよ。』

みさきウインク

『ただいまー☆
お化粧バッチリよー!!』

一輝アイコン驚き小

『あ!!』

みさき真顔

『あ、一輝君!!』

一輝アイコン笑い小

『この間はお世話になりました(ぺこり)』

みさき照顔小

『いえいえー。』

ひらめきマークなし

『あ、二人とも知り合いなのね。』

みさき照顔大

『そうなの!!あの日の夜の一輝君ったら……激しかったわ♡』

一輝アイコン困り大

『そんな事実は一切ございません。』

みさき笑い小

『ところで何のお話してたのー?
ワタシも混ぜて混ぜてーw』

MISSION7画像-3 width=

マスター笑顔小

『一輝君、3日間くらい嫌なことがあって、
それにうまく対処出来なかった自分自身に落ち込んでるみたい。』

みさき笑い小

『あ、それわかるー、わかるー。
でも、ワタシはそんなに悩まないかも。』

一輝アイコン疑問符1

『美咲さんはそんな時どうしてるんですか?』

みさき笑い小

『ワタシはマスターに愚痴を聞いてもらってるのー。』

マスターため息

『そのおかげでワタシ老けたわ……』

みさき笑い大

『そんなことないわー。
マスターはいつも若作りしてるから大丈夫よー』

マスター怒り大

『何ですってーーー』

みさき笑い大

『アハハ。愚痴を聞いてもらったら、そのことはサッと忘れるわ。』

マスター笑顔小

『そうそう。悲しかったり、怒ったり、そういう感情って、
汗とかおしっことか老廃物と一緒って思うと楽よー。』

みさき真顔

『それ、昔の私にもマスター言ってたわ。』

マスター笑顔大

『老廃物なんかに感情を囚われててもねー。汚いだけよね(笑)』

一輝アイコン泣き小

『マスターみたいにポジティブになろうとも思って頑張ろうって思うんだけど、
でもポジティブになれなくてまたネガティブになってしまったり……』

マスター真顔

『無理にポジティブにならなくても良いのよ。』

みさきウインク

『そうよー、亀の甲より歳の功って言うじゃない。』

マスター怒り小

『それ遠回しにディスってるわよね。』

一輝アイコンため息 width=

『はぁ、僕もマスターや美咲さん、謙吾さんみたいになりたいなぁ……』

マスター笑顔小

『仕方ないわ。今日は特別に謙吾の昔話をしてあげる!!』

一輝アイコン驚き小

『え?』

マスター笑顔大

『さぁ、MISSION8に続くわよー!』

一輝アイコン疑問符1

『マスター、それ誰に向かって話してるの?』

マスターウインク

『ヒ・ミ・ツ♡ 』

みさきウインク

『次回、「謙吾、心の向こうに(仮)」
次回もサービス、サービスゥ!!』

MISSION8へつづく!

MISSION8を見る

レベル

『無理にポジティブにならなくてオッケー☆』

はーい、今日もおしマス☆の時間がやって来たわね。

もしかして、あなた、ネガティブなことで悩んでないかしら?

そして、ポジティブにならなきゃって思って、頑張ってポジティブを装ってみたけど、辛くなってない?w

結構あるあるよねw

だとしたら、あなたは自分に対してダメ出しばかりしてないかしら?

「なんでこんな失敗をしてしまったのだろう」

「自分にはどうせ無理なんだ」

「あー、またウジウジしたこと考えてしまった。自分ってダメな奴だ。」

どう?

こんな感じで「心の中のもう1人のあなた」が、厳しーくあなたのことを罰していないかしら?

その「心の中のもう1人のあなた」の反応を次のような反応にしてみるの。

あなた:「あー、なんで上手くいかないんだろう」

心の中のあなた:「そりゃ、あなた難しいわよ-!でも、それに挑戦するアナタってとってもステキよ-!」

みたいな感じで脳内回路にワタシみたいな人物を住まわせてみると良いわw

すっごくシンプルなんだけど、「心の中のもう1人のあなた」の反応が変わるだけで、いつの間にか勝手にネガティブに思うことが少なくなってくるわ☆
(だって、ワタシみたいなポジティブキャラがいるんだからw)

別にワタシでなくても良いのだけど、
無理してポジティブになろうとするとしんどいから、まずは心の中のあなたの反応を変えていくの。

そうすると、最初は、自分と「心の中のもう1人のあなた」の関係が良くなって、そこから次はあなたと周りとの関係が良くなっていくわよ。シンプルだけど強力だから試してみてね☆

さ、次回は謙吾の若かりし頃のお話!
可愛い謙吾に期待しといてちょーだい!またね☆