大手の求人サイトで、ある特定の業種の仕事を探そうと思えば簡単に絞り込むことができます。
なぜなら、業種別の検索軸は前もって用意されていることがほとんどだからです。
しかし、大手の求人サイトにほとんど用意されていない検索軸がゲイなど自分のセクシャリティになります。
ゲイなどセクシャルマイノリティの方たちを受け入れてくれる体質の会社を見つけ出すのは非常に手間がかかります。
自分のセクシャルティに対応している求人情報を絞り込む機能はどこの大手の求人サイトでも提供されていないためです。
セクシャルマイノリティの方が毎日のようにメディアに進出している世の中になりましたが、ゲイなどセクシャルマイノリティに対応している求人サイトは、まだ大手では存在していないというのが現実になります。
セクシャリティの多様性を容認する文化が一般化し、わざわざゲイなどのセクシャルマイノリティを受け入れる企業であることをアピールしなくても良い社会になったかというと、決して、そんなことはなく、まだまだ日本の企業の労働環境はセクシャルマイノリティの人にとって働きにくいというのが実情となります。
特に優先して企業が取り組む必要があるのはゲイなどのセクシャルマイノリティの人たちにとって働きやすい環境を整えることになります。
何かに頼らなくても生活していける世の中になってきていますが、それでも就職することは大切なことです。
そういった意味でも、ゲイなどのセクシャルマイノリティに対応している求人サイトが登場することは必然的な流れであるということができます。