ゲイであることをオープンにして応募できる求人もいくつかあります。応募しやすいのは、バーやクラブなどで働く仕事です。それ以外の仕事だったら、外資系の仕事があります。
日本と異なり、ゲイの人の権利が尊重されている国があります。そのような国に本社を置く会社だったら、ゲイであることを隠さずに求人に応募できます。有名なIT企業にそのようなところがあります。

外資系企業に採用されるのは、簡単ではありません。特に有名なところだったら、狭き門です。しかし、自分の経験やスキルに自信のある方だったら、応募してみる価値はあります。外資系の企業では性的な嗜好が問題にされることは少ないです。それよりも、仕事ができるかどうかという点が重視されます。面接で仕事のできる人材として判断されたら、採用されるでしょう。

ただし、外資系の企業の場合は英語力が重視されます。英語を使ったコミュニケーションができない場合は、働くことはできません。英語を流暢に話せて、外国人の言うことをほぼ100%理解できなければなりません。英語を書く能力も求められます。メールで、必要なことをきちんと伝えられる程度の能力が必要になります。

英語以外には、高度なコミュニケーション能力も求められます。外資系の企業ではいろいろな国の人達が働いているので、意思の疎通が大切になります。相手の意見を柔軟に受け入れ、自分の言いたいことを分かりやすく伝える技術です。ゲイの人はコミュニケーションの能力が高いことが多いので、外資系企業の社風に合いやすい傾向があります。