Q.自信ってどうやったらつくんですか?
僕は今、会社員として働いています。
ずっと趣味で続けていたヨガを深めて、インストラクターの資格を取り、
まずは副業として、新しくヨガのインストラクターを始めます!
でも、今まで人前で教えるということをやったことがないので自信がありません。
実績もない自分がどうやったら自信がつくのでしょうか?教えてください。
(東京都 32 O.T)
A.最初は自信があるようにみせるのよ!
『マスター、なんかメッセージが届いたんだけど。』
『あら!私へのファンレターかしら?』
『ううん、違うよ。』
『じゃ。興味ないわー。捨てといて。』
『そんな事言わないで。』
『もう、仕方ないわねー。どんなメッセージ?』
『なんか人生相談みたいな感じだよ。』
『迷える子羊が、世の中には多いから。』
『なんかね、ヨガのインストラクターになるけど自信がないんだって。』
『最近は副業がOKな職場が増えてきたし、国もすすめてるものね。』
『「働き方改革」ってやつだね!』
『あらー、一輝くん、物知りじゃなーい。』
『えっへん!』
『この人、やりたいことは見つかっているのね。』
『ヨガの資格も取っているし、あとはレッスンをするだけだね。』
『「自信」がないのが、問題点なのね。』
『僕と同じで緊張しやすいのかな?』
『誰でも最初はそんなもんじゃないのー?』
『うーん、確かに僕も初めての15分の短いグループレッスンでもすごく緊張したなぁ。』
『一輝くんのことだから、噛み噛みだったんでしょー?』
『そ、そんなことないですー!!』
『あら、かわいいー。』
実績ってなんのためにつけると思っているのかしら?
『でも、最初のうちは実績もないから全然持てなかったです。
徐々になれてきて、やっと自信もついてきて、今では楽しくやれてるのだけど。』
『自信って実績がないと持っちゃだめなのかしら?』
『え、マスター、何言ってるの?自信は後から付いてくるものでしょ?』
『でも、ヨガのレッスン受ける時に、先生が自信無さそうだったら、ちょっと不安じゃない?20代の若い子がやるんだったらまぁ、ワタシ的には許してあ・げ・るけど♡この人、30代でしょ?』
『た、確かに……。』
『その年だったら、可愛げなんて通じないわ!!』
『ガーーーーン!!』
『いや、一輝くんがそんな顔しなくても。』
『じゃあ、この人はどうしたら……?』
『自信があるっていう風に自分の腹で決めるのよ!!』
『え!実績がなくてもですか?』
『実績ってなんのためにつけるの?』
『え、なんでだろう?』
『例えば、自分自身を安心させるために実績をつけるとしたら?それってどうかしら?』
『うーん。』
『不安がベースとなってる感じがしない?』
『確かに。』
『不安がベースとなって物事を始めるとね、常にネガティブなことや不安に苛まれるわ。これはその人の思考パターンの問題ね。』
『じゃあ、どうしたら?』
『この人がその部分の問題を解決したいなら、この人の考え方を変える必要があるってこの人自身が気づく必要があるわね。それに、たとえ実績がなくても、自信がある人の方がお客さんとしては安心するじゃない。』
『そっかー。その人自身の課題なんですね。』
自信があるから周りの人に影響を与えられるのよ。
『その熱い気持ちを原動力としてヨガのインストラクターとして働いていくんですね!』
『その通り。自信がある人ってエネルギーがたくさんみなぎっているから、そこにいっぱい人が集まるわ。』
『まずは人が集まらないと、何もできないですからね。』
『そうよー。集まってからが勝負よね。きっと、もっと学ぶことがたくさん出てくるわ。』
『でも、自分自身のスキルアップや、集まってくれたお客さんのためを思うと、もっとヨガを深めていきたいって思うんですね。』
『そうそう。どんなことでもそうなのかもしれないわね。「自信」があるから続けられるし、本気で取り組めるし、周りの人を感化させることが出来るのよ。』
『まとめると、最初は「自信」があるように見せておいて。』
『で、その間にどんどん実績を作って、その「自信」がある状態を当たり前のレベルにしておくといいわ。』
『こうなったら、最初に「自信がないです」って言ってた自分がちっぽけに見えますね。』
『そうね、でも「自信がない自分」がいたおかげで、自信がある自分を目指そうと思えるのよね。』
『なんかマスター、とってもいいこと言ってる気がする。』
『ーーーって、このお悩み、ワタシじゃなくて、ヨガインストラクターの美咲が良かったんじゃなくて?』
『みんなきっとマスターに会いたがってたんじゃないかな?』
『あらー、一輝君、イイ事言うじゃなーい!チューしてあげるー♡』
『やーめーてー!!』